Matchaのイベントデータ構造
Matchaアプリケーションはイベントドリブンな動作モデルが基本です。複数のイベントポート(イベントポートという名称は暫定)からのイベントを共通のハンドラで補足します。そのためイベントクラスは抽象クラスで表現されます。 シングルプロセスで完結しているアプリケーションモデルであれば、またデバイス等の拡張の要求が少ないライブラリであれば特殊イベントクラスを実装、dynamic_castでデータの参照でもよかったでしょう。しかしMatchaは分散プロセスを念頭においており、イベントはプロセス間で透過的...